2013年5月2日木曜日

「永遠」の愛を象徴する?サッカーユニフォーム


2009年7月以来、ブラジルで最も人気のあるサッカークラブ「フラメンゴ」のユニフォームのサプライヤーは、ブラジルのスポーツメーカーOlympikusでしたが、今年の4月に契約が終了しました。この期を活かして、オリンピクスは、これからもフラメンゴとの絆が続くことを象徴する「永遠のTシャツ(Camisa Eterna)」をクラブチームに寄贈しました。永遠のTシャツは、防弾チョッキや消防士の制服と同じ生地を用いてKevlar e Nomaxが制作したそうです

2009年、オリンピクスは、ナイキに代わり、当時最高額という年間R$ 20.6MMで、5年半の契約をクラブと締結。同年、クラブはブラジル全国選手権で6度目の優勝を果たしました。それによりオリンピクスは、この年契約期間中最高枚数となる120万枚のTシャツを販売したそうです。
オリンピクスとクラブは良い関係を築いていたものの、今年、ブラジルサッカーで最高額といわれるR$380MMでクラブはアディダスと10年間の契約することになりました。


そのタイミングでDM9Sulにより制作されたビデオが下記。永遠のTシャツが、1500度の熱や200キロの圧力にも耐えることを証明するテストの様子に続き「Olympikus。rubro-negro(赤と黒、フラメンゴの愛称)であることを誇りに思う。永遠に。(“Olympikus. Orgulho de ser rubro-negro. Para sempre”)」というコピーが決まるというもの。

新スポンサー、アディダスに注目が集まりそうな状況で、スポンサーシップを最後まで使い切る、秀逸なキャンペーンではないでしょうか。他のクラブのスポンサーはやりにくくなったかもしれませんが・・・。

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