2008年2月18日月曜日

ブラジルの国民的漫画「トゥーマ・ダ・モニカ」と日系キャラ

ブラジルで誰もが知っている漫画と言えば、マウリシオ・デ・ソウザ(Mauricio de Sousa)氏作の「トゥーマ・ダ・モニカ (Turma da Monica:モニカの仲間たち、といったような意味)」。モニカ、セボリーニャ(Cebolinha)、カスカォン(Cascao)、マガリ(Magali)の4人の子供を中心としたほのぼのしたストーリーです。

新聞の4コマ漫画として、自分の娘、モニカ嬢にインスパイアされて63年から書き始めたそうですが、今や娘さんも47歳・・・。そして、この漫画は、小冊子、テレビアニメ、映画、テーマパーク、おもちゃ、衣類、それにあらゆるグッズ となってブラジル中にあふれています。

ちなみに、モニカはいつもうさぎのぬいぐるみを持っていて、背が低くて、出っ歯で、いばりんぼう、喧嘩っ早い・・・けど憎めない、というキャラです。 父親に名前ママでそう描かれるのってどうなんでしょう?なお、現在72歳の作家には、10人の子供と12人の孫がいますが、他のキャラの多くも家族からインスパイアされているそうです。


さて、そんな大人気の「トゥーマ・ダ・モニカ」に、この度、日本移民100周年の記念マスコットとして、日系キャラが2人加わりました。その名もチカラ(Tikara)とケイカ(Keika)。チカラくんは先月から、ケイカちゃんはつい最近、チカラのガールフレンドとして誕生したそうです。以前この漫画に、目が細くて、ポルトガル語をしゃべらず、空手の強い、ハローキティの服を着た日本人の女の子が出てましたが・・・今回は、男の子もピアスだし・・・でもなんか柔道しそうな感じですが・・・まあ、どんな活躍をするのか楽しみです。



オフィシャルサイト:Portal da Turma da Monica
http://www.monica.com.br/index.htm

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