2007年9月25日火曜日

・・・寒いっ。

週末には春が来た、と浮かれていたのですが、日曜から月曜にかけて、なんと20度近くも気温が下がりました。(34度→14度、という感じです)。さすが「1日のうちに四季がある」と言われれるサンパウロ市。いっきに冬に戻ったようです・・・。

そういえば、先週、日本から送った荷物がつきました。約3ヶ月かかりましたが、中身は無事でした。なんといっても炊飯器がうれしいです。

金色の草

去年に引き続き太陽がまぶしい季節のマイブームは、capim dourado(カピン・ドウラード)。カピン・ドウラードとは、ポルトガル語で「金色の草」という意味です。その名の通り、乾燥すると草自体が金色に輝く、トカンチンス(Tocantins)州特産のイネ科の植物です。もともと田舎の工芸に使われていたのが、最近では、ファッションアイテムとして、サンパウロのちょっとおしゃれな店にもあったりします。
遠目には金だと思うくらいキラキラするのですが、なんせ草なので、軽い。そして安い(金に比べてですけど)。特にピアスには最適、ということで愛用してます。ビデオを見て、藁細工・・・と思った方、そんなことないですからね。



この工芸が田舎の貧困を救った・・・というビデオはこちら。TV Cultura

2007年9月22日土曜日

ジャブチカバ

サンパウロに春が来て、我が家にも緑が欲しくなり、植木屋さんへ行きました。 きれいな花はたくさんありましたが、庭のない悲しさで、結局たいしたものは買えませんでした。

でも、ジャブチカバの写真が撮れたので、ご紹介しますね。







ジャブチカバ1 今が旬のジャブチカバ。以前にちらりと紹介しましたが、ぶどうみたいな皮の中に、甘酸っぱい白い果肉がはいっていておいしい果物です。ただ不思議なことに、果実が幹に直接なります。
初めて見たときはものすごいショックでした。写真はまだちいさい植木ですが、数メートルの高さになって、幹全体に紫のぷよぷよが付きます。






ジャブチカバ近

・・・気持ち悪くありません?
ちなみにこちら、ブラジルにしかない植物だそうです。





浮く木
←おまけ。

イビラプエラの春

banderantis1 春の陽気に誘われ、先週末、イビラプエラ公園へ歩いて行きました。
公園のジャルディン地区側入口には、バンデランチス(開拓者)のモニュメントがあります。馬に乗った開拓者を先頭に、原住民や労働者、神父なんかが列を作る立派なものです。観光スポットにもなっています。
が、こちら、市民の間では「Deixa que eu empurro(俺が押すから)」モニュメントと呼ばれています。というのも、先頭のバンデランチスは馬に乗っているだけで、最後尾のインディオが船を押す労働を強いられているんだから、バンデランチスモニュメントと呼ぶのはどうなんだ、と言う気持ちがあるからだそうです。でも、インディオモニュメントと呼ばず、車が壊れたときに誰かが必ず叫ぶ「俺が押すから」のセリフで呼ぶあたりは、単におもしろがりなだけでは?という気もしますが・・・。
banderantes2
banderantis3









ipeRosa さて、園内ですが、Ipe(イペー)やsuinã(ブラジルデイコ)などの花盛りです。これが新宿御苑なら、カメラ教室に通っていそうなおじちゃんおばちゃんや携帯をかざすカップルが木々を取り囲んでいそうなものです。が、こちらは、木にカメラどころか目を向ける人も少なく・・・がっつり写真を撮ってきましたのでどうぞ。
(イペーピンク、紫、黄色)


ipeRoxo


ipeAma



suina
(←ブラジルデイコ )

ブーゲンビリア (←ブーゲンビリア )








redeちなみに彼らが何をしてるかと言うと、園内のハンモック広場に持参のハンモックを吊るして昼寝・・・気持ちよさそうでした。

2007年9月21日金曜日

夫から・・・

送られてきた画像の1つ。

wife








笑ってていいんでしょうか?

日本人の才能

ブラジルの受付やレジの対応は、ものすごく能率が悪いです(特に役所)。人を並ばせて、平気でおしゃべりしてます。それも「チョコレートは太るから」「1つくらい・・・」というような、どーでもいい話題です。そんな方々に見習え、とのコメント付で回覧されているビデオがこちら。

video 

・・・さすが、日本人。

2007年9月20日木曜日

Jay Chiat Planning Awards 2007

お疲れ様です。私は職場で一応、プランナーということになっています。ブラジルの広告業界では、営業が企画も行う形から、営業と企画がそれぞれ仕事を分担しよう、という流れになってきています。SINCも例に漏れず、初のプランナーを雇いました。それが私、というわけです。・・・大丈夫なんでしょうか。

まあそんなこともあって、少しは勉強しようと思い、月曜の夜、セミナーに行ってまいりました。Grupo de Planejamento (GP) というブラジルのプランナー非営利団体が、サンディエゴで行われたJay Chiat Planning Awards 2007(アメリカの企画アワード)の報告をする、というものです。GPの会長(ケン・フジオカさんという日系人。FPMの田中知之氏似)が、審査員として参加したこともあって、なかなか面白かったです。
GP: http://grupodeplanejamento.typepad.com/v1/quem_somos.html

今年は、アワードに国際部門ができた初年度ですが、グランプリはイギリスに渡りました。
グランプリ:BBH London、Unileverのアックス・フレグランス・ボディスプレー クリック(AXE Click)。「スプレーすれば女にモテる」を訴求するため、商品名からカウンターという「物」に落とすところまで一環して企画したことが評価されたとのこと。セミナーで使われていた映像はこちら↓

ブラジルからもショートリストに残ったものがあります。
JWT Brazil, Diageo Brazil (Smirnoff)の“Drinks Smirnoff na Copa do Mundo(ワールドカップにスミノフのドリンク)”キャンペーンです。
課題は、アルコール消費が高まるワールドカップの時期、ビールに対抗してどうスミノフのウォッカを売るか。企画内容は、セレソンの優勝を願うサポーターの行動---縁起担ぎ---に着目し、勝利カクテルをたくさん生み出した、というものでした。

2006年、日本もブラジルと同じグループに入っていたので、「サヨナラ」が作られました。
SAYONARA (Japão)
- 45 ml de Smirnoff
- 4 lichias
- 7,5 ml de grenadine


その他のレシピ↓
http://www.xpressonline.com.br/copasmirnoffgaleria.aspx

このセミナーでは、5名のプランナーがスピーチをしました。内容も興味深かったのですが、なんといってもプレゼンが上手いことに感心しました。ブラジルの人は、もともと何を話すにも、えらいドラマティックなのですが、それが効果を発揮して、どんどん話に引き込まれます。唯一残念だったのは、汚い半ケツのカメラマンがステージ前をうろついてたこと。これさえなければ、もっと集中できたんですけどね・・・。


2007年9月12日水曜日

Socorro サンパウロ郊外へ

9月7日はブラジルの独立記念日(Dia da Independência do Brasil)のため祝日でした。ブラジルの独立は、1822年です。この日、あちこちでパレードが行われるのですが、金曜だったこともあり、大抵の人は海や山へ遊びに行ったようです。我々も例に漏れず、ソコホ(Socorro)という小さな町へ出かけました。 http://www.estanciadesocorro.com.br/
同僚に無謀だ、と言われながらも友人の車で木曜の夜に出発しました。案の定、大渋滞で通常15分の距離を1時間以上かけて進むことになりました。が、海へ向かう車との分かれ道以降はスムーズで、3時間弱で到着しました。ちなみにまるちゃんは、出張先から合流したのですが、道中でビール運送車が転倒し、1時間動けなかったそうです。同情どころか、宿のおやじにまで「ビール、拾ってないわけ?」とからかわれ、かわいそうでした。

さて・・・ソコホですが、こちらはラフティング(ゴムボートでの川下り)なんかが有名で、それを目的に出かけました。ところが、現地のお姉さんの「最近水不足で、ラフティングいまいちかも。」とのお言葉。代わりに、アクア・ライド(一人乗りのフロートでの川下り)を勧められました。せっかくなので、怖がるまるちゃんと友達の彼氏をなだめすかし、アクアライドの予約をしました。すると、泊まった民宿のおまけでチロレーザ(ワイヤーに宙吊りになって滑り降りるアトラクション)がついてきました。
これはさすがに高所恐怖症のまるちゃんを説得できませんでしたが・・・。なかなか景色もよくおもしろかったんですけどね。(※下の写真、チロレーザのみ、まるちゃん撮影の私です)

rafting
aquaride+
tirolesa


宿泊は、グルタ・ド・アンジュ(天使の洞窟)の裏にある民宿にしました。この洞窟は、中に光が差し込むと緑に輝く池があって、しかもペダルボートで入っていける、という場所でございます。はい、こういうの大好きなので。光が入る時間を宿のおやじにしつこく確かめた上で行ってまいりました。
・・・思ったより奥行きがなかったのですが・・・水は澄んでいて、白い鯉まで見え、きれいでした。

翌日のアクア・ライドは、そこそこスピードも出て面白かったです。しかし、嫌がっていた友人の彼氏は、ラフティングのボートに突っ込まれるという・・・さんざんなことになっておりました。私は逆に、ライドが下手なおっさんを轢き、しかも「いやあ、悪いことしてさあ、娘さんは笑ってたけど・・・」とまるちゃんに報告していたら、おっさんにぎろりと睨まれました。「ありゃ奥さんだよ!」とのこと。私のフロートの下敷きになっても「大丈夫」と笑っていたのに・・・。あと、川の水が冷たいので、もし行く方がいれば・・・ウェットスーツ借りることをお勧めします。

食べ物は・・・特に名物はないみたいです。でも自然と戯れた後、肉の鉄板焼きとビールを外のテーブルでいただくのはなかなか乙なものでした。サンパウロに比べて安い!のも魅力でした。

いやあ、山はやっぱりいいですねー。次回このメンバーで出かける際は、男性陣の意見を取り入れて海でごろごろすることになりそうですが・・・。

2007年9月5日水曜日

山海塾@Teatro Alfa

火曜日の夜に、アルファ劇場へ行ってまいりました。シリーズ3回目は、日本の舞踏カンパニー山海塾です。11年前にもオレゴン州の、大学しかない田舎町でまるちゃんと一緒に見たのですが・・・いやあ、そのときは、まさか同じ人と10年以上後に、しかもサンパウロで山海塾を見ることになろうとは・・・思ってもいませんでした。不思議なものです・・・。

珍しく早く劇場に着いたので、スパークリングワインなんぞ飲みながら、観客を眺めることに。歌舞伎柄のバッグ、電話型のバッグ、和風刺繍のショール・・・白塗りの舞踏を見に来る人たちだけあって、面白いファッションの人が多く飽きません。ぼうずと日系人が多いのも目立ちました。

題目は、「かがみの隠喩の彼方へ―かげみ」
http://www.sankaijuku.com/w_kagemi_j.htm
蓮の葉の下で展開される、動きが不気味かつ美しく、すばらしかったです。

山海塾11時間25分は、次の7つのシーンに分かれています。
I. 水底の風
II. まねび 二つ鏡
III. みつめみつめられるひびき
IV. みぎわの光のなかで
V. かぎりない対話(写真上)
VI. エンプティー・トランス
VII. キラル・アキラル 浮遊と沈澱(写真下)





山海塾2特に、IIIのシーンの光の使い方は気持ちよく、また、最終シーンは、みんな大満足で、拍手が鳴り止みませんでした。日本人であることが誇らしくなりました。

ちなみに舞台終了後は、不気味な動きや表情を真似する若い観客があちこちにいました。みんなファンになったようです・・・。

Fotos por Jacques Denarnaud