2007年8月6日月曜日

Grupo Corpo @ Teatro Alfa

昨晩(8月8日)アルファ劇場(Teatro Alfa)で行われたグルーポ・コーポのパフォーマンスを見に行きました。

アルファ劇場のシーズンチケットを買ったのですが(はい、文化的なもので)その第一弾が、ブラジルで最も有名なダンスグループ、グルーポ・コーポ(Grupo Corpo)のものでした。

↓テアトロ・アルファ2007年シーズン(ポルトガル語)
http://www.teatroalfa.com.br/temporada2007/

グルーポ・コーポは、1975年ベロリゾンチで結成されたそうです。創始者パウロ・ペデルネイラス(Paulo Pederneiras)は現在もアートディレクターとして、照明他舞台演出を手がけています。その弟、ホドリゴ(Rodrigo)が78年からコレオグラフ(振り付け)を担当しているそうです。

↓グルーポ・コーポ オフィシャルサイト英語版
http://www.grupocorpo.com.br/en/index.php

パフォーマンスは、2部構成で、1部が1994年に発表された「Sete ou oito peças para um ballet(7か8のバレーのための作品)」。音楽は、フィリップ・グラス(Philip Glass)とウアクチ(UAKTI)。ウアクチは、ブラジルの創作楽器演奏集団です。名前の由来は、伝説的ブラジル・インディアン(その男は体中に穴を開けており、彼が森を走り抜けると風がその穴を通るときに何ともいえない不思議な音が出たという)とのこと。この作品には、プラスティックの配管パイプを使って不思議な音を出していました。

ミニマムな音、衣装、光、舞台装置、振り付け---ペアによる繰り返される動きとそれを破る踊り---、衣装や舞台装置に頼らないパフォーマンスでした。洗練されていてすごくかっこよかったです。

↓Fotos and Multimediaに写真と音楽があるので、興味のある方は是非。
http://www.grupocorpo.com.br/en/seteouoito.php

UAKTIオフィシャルサイト↓
http://www.uakti.com.br/

フィリップ・グラス オフィシャルサイト↓
http://www.philipglass.com/


第2部は、レシフェ出身のレニーニ(Lenine)が音楽を担当した、新作「BREU(暗黒)」。
Breu
アクロバティックで迫力がありました。
個人的には、一部の方が、好みでしたが・・・。

レニーニ オフィシャルサイト↓
http://www.lenine.com.br/



グルーポ・コーポは、海外公演もしているそうなので、機会があったら、是非出かけてみてください。
しかし、開始が9pm、終わったのは11時過ぎで、家に着くのが12時。平日なのに超満員でした。さすがサンパウロ、都会です。ちなみに、劇場には、前大統領も来ていました。普通の席に座っていたみたいです。VIPじゃないんですかね・・・。

また。

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