2007年8月26日日曜日

レシピ(1)Cozido

お疲れさまです。
こちらは、昨日のパーティで二日酔いです・・・。
家だとついつい飲みすぎてしまいます。
ベネズエラに引越してしまう友達のお別れ昼食会を開いたのですが、まあ夜遅くまで続いたわけです。

昼食(6時ごろですが)は、Cozido(コジド/クジド)というポルトガルの料理をメインにしました。江戸時代には南蛮料理「くしいと」として伝わり、殿様が食べていた、なんていう資料もあるようなので、まあ日本人の口にも合うものと思われます。以前にレシピを載せて、というリクエストをもらっていたので、ここに作り方を紹介しますね。

材料(10人分)
・干しダラ(24時間以上水に浸して塩抜きしたもの)500g
※すね肉、ベーコン、ソーセージ、ターキー、などの組み合わせでも。

・かぼちゃ 半分
・さつまいも 1本
・じゃがいも 3個(小さいもの12個くらいを皮ごと入れても)
・キャベツ 1個
・にんじん 3本
・ハヤトウリ 2個
・ブロッコリー 1個
・カリフラワー 1個
・バナナ(加熱して食べるもの)3本
・マシシ 10個(写真:とげとひげを取る)
・ケール 8枚(4枚ずつタコ糸でしばる)
・オクラ 12本
※野菜は皮をむいて鍋に入る大きさに切っておく。例:にんじんは丸ごと、キャベツ、ブロッコリーは半分に切る、くらいのサイズ。
※野菜が全て揃わなくても大丈夫です。でもいろいろ入れたほうがおいしいです。



Todos Tempeiros
・たまねぎ 5個
・ピーマン 2個
・にんにく 1個
・セラントロ 1束
・ねぎ 1本
・トマトピューレ 1カップ
・塩コショウ 適量
※「Todos Tempeiros(全ての調味料)」とブラジル人のお母さんが言ったらだいたいこんな感じ。お宅によっては、クミンが入ったり、分量が違ったりします。



作り方
1.Todos Tempeirosの野菜をみじん切りにして炒める。
2.タラを同じ鍋に入れて、両面を焼く。
3.トマトピューレを入れて火が通るまで煮込む。
4.火が通ったら、タラを別の皿に移す。
5.タラを除いたスープを大きい鍋に移し、野菜を固い順に入れて煮込む。
※入りきらない場合は、煮えた野菜を取り出して、同じスープで他の野菜を煮込む。




できあがり!「西洋おでん」と訳す人もいるような簡単な料理でございます。ブラジルの北のほうでは、野菜を取り出した後のスープにマンジョッカ芋の粉(falinha)を加えてとろみをつけ、一緒に食べることも多いようです。私はいまいち好きじゃないのですが・・・。









ちなみに飲み物は、食前がジャブチカバ(写真右:ブラジルの木の幹になる果物)とカランボーラ(写真左:スターフルーツ)のカイピロスカ(ウォッカベースのカイピリーニャ)、コスモポリタン、食中がワイン/ビール、食後がシャンパンとリキュール類と・・・飲みすぎです。

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